「オープン戦、ソフトバンク５－１広島」（２３日、ペイペイドーム）

　広島がソフトバンクに完敗し、引き分けを挟んでオープン戦３連敗となった。先発の森下暢仁投手（２６）は３回５安打５失点の乱調。先発予定の開幕２戦目となる３０日・ＤｅＮＡ戦へ、課題を残す内容となった。四回からは床田寛樹投手（２９）が登板。テンポよくアウトを重ね、５回１安打無失点と好投した。新井監督の一問一答は以下の通り。

　　◇　　◇

　－床田の投球は。

　「ナイスピッチングだったね。問題なく。森下も反省点というのは自分で分かっていると思うので、そこは修正して彼の開幕に合わせてもらえばいいだけなので」

　－全球種をちりばめての好投だった。

　「全部良かったね。予定していた球数より、だいぶ少なかったけど。本人も９０～１００ぐらい投げたいです、みたいな感じで。６０球？それだけいいピッチングだったと思うし。パームも含めて、全ての球種が良かったと思います。全く問題ないんじゃないですか」

　－１番で起用を続ける野間の打率が０割台。

　「本人も気持ちのいいものではないと思うけど、オープン戦とシーズンは別物だと言っているし、また開幕して１打席目、ゼロからのスタートだから。調子の波はどの選手にもある。『だからどうしたの、オープン戦でしょ』っていう感じです」