NBA渡辺雄太が電撃発表「来季は日本でプレー」契約2年目蹴る決断、インスタライブで報告「単純にバスケしたい」3月から欠場理由はメンタル問題

 渡辺雄太
 渡辺雄太のインスタグラム(yutawatanabe12)ライブより
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 米プロバスケットボールNBA、グリズリーズの渡辺雄太(29)が20日、来季から日本でプレーすることを電撃発表した。自身のインスタグラムでライブ配信を行い「昨夏にサンズと2年契約をして、2年目は自分がチームに残りたいかを決められる。僕は途中にトレードされたので、グリズリーズがその契約を引き継いでいる。僕が来季残りたいかを決める権利がある。来季から僕は日本でプレーすることに決めました」と報告した。日本での所属チームは未定とした。

 渡辺は高校卒業後、13年から渡米。18年に夢のNBAデビューを果たし、6シーズンを過ごした。「本当にここまでたくさん色んな事があった中で、今までもあきらめずにやった中で、何でこのタイミング?と思う人もいるかもしれないが、権利を蹴ってまでなぜ日本でやるかなんですけど、一番大きな理由は僕はバスケが大好きなのでバスケットがしたい。NBAで6年間、僕のキャリアが順風満帆ではなかったが、(今は)単純にバスケットをしたい。それが今自分の中で大きなこと。もう一個の理由は、20代の間はどんなにしんどいことがあっても米国にこだわり続けて、どんな状態になっても絶対に米国でやりつづけることが自分の中で立てた目標だった。今年30歳になるが、色んなしんどいことの方が多かった中で、20代の間は諦めないで逃げないことは自分の中ではクリアできたかな」と明かした。

 渡辺は昨夏にサンズと2年契約を結んだが、今年2月にトレードで古巣のグリズリーズへ加入。しかし、3月3日以降の22試合は出場することなくシーズンを終えていた。「3月の半ばから個人的な理由で休んで、何も情報を挙げることができなかったのは申し訳なかった。単刀直入に言うと、メンタル的なことでお休みをもらっていた」と明かした。

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