星組トップスター、紅ゆずる「清く、正しく、セクシーに」

 宝塚歌劇団星組公演「ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)」が29日、兵庫・宝塚大劇場で初日を迎えた。

 「ベルリン、わが愛」はナチスの足音が聞こえるドイツ・ベルリンが舞台。トップスターの紅ゆずるは、ヨーロッパ初のトーキ-映画を手掛ける監督を演じた。「私はコスチューム系が多くて、スーツものの主演作はあまりない」との言葉通り、久々のスーツ物の主演作品となった。だが「スーツならではの様式美やたたずまい、レトロな格好良さを出せたら」とこれまでとは違った魅力を振りまいた。

 またレビュー「Bouquet-」は演出家の酒井澄夫が手掛ける正統派レビュー。タカラヅカの名曲をアレンジし、レビュー90周年を寿ぐ。紅も「最近の宝塚のショーとは一風違う、王道のレビューです。酒井先生からは『清く、正しく、セクシーに』と指導を受けています」とニヤリ。タカラヅカのモットーは『清く、正しく、美しく』だが、今回は男役のセクシーさを堪能できるレビューに仕上がった。

 宝塚大劇場は11月6日まで。東京宝塚劇場は11月24日~12月24日。

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