“筆談ホステス”斉藤里恵氏が大阪で街頭演説「障がい者の声が届いていない」

他の候補者とともに笑顔で手をふる市井紗耶香(前列右から2人目)、斉藤里恵氏(同3人目)=JR京橋駅
参院選の候補者と並んで手を振る斉藤里恵氏(中央)=JR京橋駅
参院選の候補者と並んで手を振る斉藤里恵氏(中央)=JR京橋駅
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 自らの半生を描いた「筆談ホステス」の著者で、4日に公示される参院選(21日投開票)に立憲民主党から比例代表で立候補予定の前東京都北区議、斉藤里恵さん(35)が3日、大阪市の京橋駅前で行われた同党の街頭演説会で登壇した。

 聴覚障害を持つ斉藤氏は、手話ではなく自らマイクを握り言葉を発した。介助する女性が訳し「今回の参院選は、大きな戦いだと捉えています。まだまだ障がい者の声が届いていない。私は障がい者でもあり、シングルマザーの当事者でもある。当事者意識を政治に反映させていきたい」と訴えた。

 筆談を生かした接客で、銀座ナンバーワンホステスとなった経験を元にした「筆談ホステス」がベストセラーに。2010年には、北川景子主演でドラマ化された。斉藤氏は、2015年の東京都北区議選でトップ当選。今年4月の同区議選には立候補せず、参院選出馬を表明している。

 この日は同党の蓮舫副代表(51)や辻元清美国体委員長(59)、斉藤氏と同じく比例代表で立候補する元モーニング娘。の市井紗耶香氏(35)、アカペラグループ・RAG FAIRの元メンバー、奥村政佳氏(41)らも登場した。

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