井上尚弥「まあ成立はするでしょう」ネリの減量「心配はなかった」極近フェイスオフは「駆け引き始まってるんで」
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)
王者・井上尚弥、挑戦者のルイス・ネリともに5日に行われた前日計量を通過し、尚弥は取材に応じた。
顔の距離が数センチ程度にまで近づいたネリとのフェイスオフについては「駆け引き始まってるので」と臨戦体制であることを強調した。
自身は55・2キロ。相手のネリは制限体重より500グラムも少ない54・8キロまで絞って通過した。「まあ、(もともと)余裕なんじゃないですか。しっかり準備して、管理すれば」と特に驚きはない様子で、「まあ、(試合)成立はするでしょうと思ってやってきてますからね。さすがにビッグイベントのネリも多分、過去最高のファイトマネーもらうだろうし、そこはしっかりやってくるだろうとっていうのもあったから。別にそこに対しての心配はなかったです」と語った。
ネリの体つきについては「特に感想はないです。55・3キロまで落とせばあんなものだろうと。あとはリカバリー次第ですね」と語った。