昨季巨人退団のビーディ、メジャー復帰1カ月で戦力外 球団発表 本人は日本球界復帰熱望

 昨季は巨人でプレーし、2年ぶりにメジャー復帰を果たしたガーディアンズのタイラー・ビーディ投手がメジャー40人枠から外され、事実上の戦力外通告を受けた。3日(日本時間4日)、球団が発表した。

 ビーディは昨季、巨人で30試合(6先発)に登板し0勝6敗1セーブ、7ホールド、防御率3・99。菅野の不調により、開幕投手に大抜てきされたが、好投しても打線の援護がないなど、勝ち星に恵まれず、1年で退団した。

 米国帰国後はガーディアンズとマイナー契約で合意。オープン戦では5試合(3先発)に登板し、防御率4・15とまずまずの成績を残して開幕ベンチ入りし、2年ぶりにメジャー復帰。開幕5登板連続無失点、2ホールドの快投を披露し、4月14日のヤンキース戦では延長十回から登板して復帰後初勝利を手にした。しかし、4月13日以降の8登板は失点を重ねて防御率14・63。前日2日のアストロズ戦で3安打3四死球5失点の乱調だった。

 ビーディはオープン戦期間中に日本報道陣の取材に対し、日本での経験の素晴らしさを熱弁。日本語で「神様と家族とファンの皆様あっての私です」と言って爆笑を誘った。巨人での思い出話も尽きず、戸郷からスプリットの助言を得たことや大勢らと連絡を取り合っていることを明かし、「いつか日本に戻りたい」と日本球界復帰を熱望していた。関係者によると、現在もその思いは変わらないという。

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