日本ライト級2位・浦川大将が再起戦でTKO勝ちも反省 3度倒すも「いい内容ではなかった」

 「ボクシング・ライト級8回戦」(30日、後楽園ホール)

 日本ライト級2位の浦川大将(27)=帝拳=が、日本スーパーフェザー級4位、東洋太平洋14位の神足茂利(27)=M・T=とメインイベントで対戦し、6回1分52秒、TKOで再起戦に勝利した。

 浦川は昨年11月4日の日本ライト級挑戦者決定戦で、三代大訓に判定負け。三代は今年4月9日の日本ライト級タイトルマッチで王者の仲里周磨に判定勝ちし、新王者となっている。

 この日の浦川は1回、「いつもの練習で出ている」という左ジャブでいきなりダウンを奪った。3、4回と右を効かせる場面を作り、5回に打ちおろしの右フックで2度目のダウンを奪取。6回にも右を効かせ、ラッシュでレフェリーのストップを呼び込んだ。

 浦川は「結果は良かったかもしれないけど、いい内容ではなかった」と、TKO勝ちにも反省しきり。三代戦後は「自分のいいところを出せずに負けたので。練習も何していいんだろうという時期もあった。いいイメージがないまま2~3カ月過ごした」といい、この半年を「長かったです」と振り返った。この試合まで「変えたというより、プラスしたのと、もっと磨いていくイメージ」で練習してきたという。

 現在は三代が王者、自身は2位につけており、再起にも成功したが、「ありがたいコースができているけど、このままじゃまた同じ内容になると思うので、もっとやっていかないと。今はあまり大きいことは言えない。やっていかないと、このままじゃ安心できないので、頑張ります」と、さらなる強化を誓った。

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