ボクシング 西田、ロドリゲスが当日計量をパス

 当日計量をクリアした王者ロドリゲス(右)と挑戦者の西田凌佑
 当日計量をクリアした西田凌佑
 当日計量を行う王者のロドリゲス
3枚

 「ボクシング・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(4日、エディオンアリーナ大阪)

 当日計量が4日午前、大阪市内のホテルで行われ、王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が57・4キロ、挑戦者で同級1位の西田凌佑(六島)が58・0キロだった。ともにIBFルールの10ポンド(約4・5キロ)以内の増量に収まりクリアしたことで、午後5時30分開始の世界タイトルマッチは予定通り挙行されることになった。

 計量を終えた西田は「普段から(試合当日は)あまり体重は増えないので、いつも通りですね」と落ち着いた表情で話した。前日計量をバンタム級のリミットちょうどの53・5キロでパスしたあとは、塩ちゃんこ味のおじや、うなぎ、フルーツで栄養を補給。睡眠も十分にできたそうでコンディションは万全だ。「世界チャンピオンになるという強い気持ちで、全力で挑みたい」とタイトル奪取へ意気込みを示した。

 王者のロドリゲスは2019年5月に井上尚弥(大橋)とバンタム級の王座統一戦を戦い、2回KO負けを喫したものの昨年8月にIBF王座に返り咲いた実力者。一方の西田は19年10月のプロデビューから8戦全勝(1KO)、WBOアジア・パシフィック王者として3度の防衛に成功するなど着実に実績を積み上げ、今回は指名挑戦者として王者に挑む。バンタム級はWBCが中谷潤人(M・T)、WBAが井上拓真(大橋)と日本人が世界王者に君臨している階級。西田がこれに続くことができるか、大いに注目を集めている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス