J1神戸・佐々木 5・3名古屋戦へ「数字を残したい」 前節京都戦はシュート29本で無得点から切り替え

 ボールを奪い合う神戸・大迫(手前左)と佐々木(同右)
 練習を見守る神戸・吉田監督
 練習する神戸の(左から)酒井、扇原、大迫
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 J1神戸が30日、神戸市西区のクラブ施設で次節・名古屋戦(豊田スタジアム)に向けた練習を公開した。前節27日の京都戦では29本のシュートを放ちながらも無得点で、0-1敗戦。吉田孝行監督(47)は「ネガティブなことを言っても仕方ない。今回は特に修正はしていない。チャンスまではいけたので」と得点機は作れているためチーム状態は悪くないとした。

 名古屋は昨季優勝を決めた試合の相手だが、4月は4勝1敗1分けと好調だ。「長いカウンター、あとセットプレーの得点も多いので対策しないと」と警戒した。

 神戸はここまで10試合を消化し、5勝2敗3分けの勝ち点17で4位。首位のC大阪との勝ち点差はわずか2で、次節に勝てば首位の可能性もある。「理想としてはもう少し勝ち点を取りたいのはあるが、どこも混戦というか苦しんでいる。どうやって抜け出すか」と首位浮上のチャンスをうかがう。

 MF佐々木大樹は「数字を残したい。個人的にもそうだが、前線の選手が決めなきゃいけない」と完封負けに終わった前節を反省。個人的な修正ポイントに「飛んで来るボールが移動している中で、まだ自分自身の準備できていないところがここ数試合で結構あった」と対応のスピードを挙げた。

 DF酒井高徳は「カウンター合戦みたいになる可能性はある」と予測し「素早く仕留めて前に出ることができればチャンスを作れる。守りに入った時に守り方を知っているチームなので、できる限りそのシーンに入る前にこちらがゴール前に入るのがチャンスの作りどころ」とチャンスメークのタイミングを重視した。

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