飲食店多数経営「やり手」 栃木2遺体事件の被害夫婦

 栃木県那須町の河川敷で焼損した男女の遺体が見つかった事件で、亡くなった宝島龍太郎さん(55)、幸子さん(56)夫婦は東京・上野の繁華街で、焼き肉店や居酒屋など十数店舗を経営していた。知人の40代男性は「すしやイタリアンなど幅広いジャンルの店を手がけていた。夫婦で切り盛りしていて、かなりのやり手だった」と話す。

 宝島さんが経営していた店で働く30代男性は「龍太郎さんが『お疲れさま』『元気にやってるか』とよく体調を気にかけてくれた」と振り返る。2人で忙しそうにしている姿をよく見たといい、「なぜこのようなことになってしまったのか。信じられない」と残念そうだった。

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