横山「優ボール」習得に意欲!岩崎流高めに“ホップする”直球
阪神・横山雄哉投手(22)が26日、「優ボール」の習得に意欲を示した。年明けから、岩崎と鳴尾浜で“合同自主トレ”を継続中。独自の軌道で伸びる先輩の直球に習い、自身がこだわる真っすぐの質を向上させていく。
先発ローテに食い込むため、横山が“弟子入り”を志願したのは岩崎だった。昨年まで先発として11勝を挙げ、今季から中継ぎに挑戦する左腕。金本監督も絶賛する高めにホップするような真っすぐは威力十分だ。
横山は「ボールの回転がものすごく良くて、キャッチボールも参考になります」と尊敬のまなざしを向ける。こまめに連絡を取り、時間を合わせて鳴尾浜で共に汗を流す。「いいボールを自分が受けることによって、いいイメージが浮かぶんです。理想だと思いますね」。岩崎を感じることを成長の一助とする考えだ。
1軍キャンプで自身は先発、岩崎は中継ぎと異なる練習メニューも出てくるだろう。それでも「自分は継続してやらせていただきたいです」と、なるべく多くの時間を共有していく。
17年初の対外試合、2月13日・DeNA戦(宜野座)への登板にも意欲的。昨季2勝の14年度ドラ1左腕が、岩崎流のストレートで進化する。