阪神ドラ7・長坂、2人の“男前”から捕手道教育

シート打撃で2安打し、祝福される阪神・長坂拳弥(左)=高知県安芸市営球場(撮影・西岡正)
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 「阪神2軍春季キャンプ」(8日、安芸市営球場)

 ドラフト7位・長坂拳弥捕手(22)=東北福祉大=が、山田勝彦2軍バッテリーコーチ、藤井彰人2軍育成コーチの“男前”2人から「捕手道」をたたき込まれている。

 スチール練習では、好送球を連発し、その後のシート打撃でもマスクをかぶり、矢のようなボールで盗塁を阻止した。

 さわやかイケメンの山田2軍バッテリーコーチは「すごかったね。強肩の部類に入るんじゃないの」とルーキーの実力を認めつつ、「キャッチャーはまずは捕ることだよ。キャッチングがうまければそれが自信になり、送球だったり、打つ方にもつながってくる」とまずは投手の球をしっかり受け止めることが大事だと説いた。

 現役時代、ファンから“男前”として人気を博した藤井2軍育成コーチは「(スチール練習に参加した捕手の中で)1番良かったんじゃない」とこちらも高評価。それでも、13年に盗塁阻止率・371でセ・リーグトップに輝いたスローイングの極意は教えていないといい、「今は捕る方だけ」と捕球技術向上のための指導を行っている。

 全体練習終了後、安芸ドームでマシン相手にキャッチングを続ける長坂。投手から信頼される捕手になるため、1年生キャッチャーが南国・土佐で汗にまみれている。

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