メンデスがフリー初登板で抜群制球力 まるで燕バーネット!32球安打性ゼロ

 「阪神春季キャンプ」(14日、宜野座)

 阪神のロマン・メンデス投手(26)=前レッドソックス傘下3A=が、フリー打撃に初登板した。初めて打者を相手に変化球を交えて32球。荒木、江越が打席に立ち、安打性ゼロに抑えた。「きょうは80~85%くらいの力。バッターに投げられたことがよかった」と振り返った。

 安定した制球力を見せた。見逃しストライクは計5つ。左打者の荒木に対しては外角いっぱいにスライダーを投じバックドアを決めた。外野に打球が飛んだのは1本だけ。「スピードよりも、コントロールを意識していた」と丁寧に投げ分けた。

 今後は再びフリー打撃などに登板してから実戦に向かう。「もっと内角を突けるようにしたい」と課題を挙げた。さらに最速160キロとされる直球についても「ずっと出るわけではないけど、もっと慣れていければ、投げられると思う」と自信をのぞかせた。

 視察した巨人・益田スカウトは「頭がブレないし、腕の振りもコンパクト。ボールのラインもしっかり出ている」と評価。さらにヤクルト・衣川スコアラーも「肘の使い方はウチにいたバーネット(現レンジャーズ)みたい。腕もしなって柔らかく使えている。もっとキレも出てくるだろう」と、15年に41セーブをマークした助っ人右腕を引き合いに出しながら分析した。

 「マウンドに慣れてきた」と手応えを口にしたメンデス。セットアッパーとして大きな戦力となりうる可能性を示した。

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