ドラ2小野けん制に“クセ”弱点修正へ 金本監督「俺も分かった」

 「阪神春季キャンプ」(14日、宜野座)

 阪神のドラフト2位・小野泰己投手(22)=富士大=に、けん制時のクセが発覚した。スチール練習に登板。投球後に金本監督から直接、問題点を指摘された。

 練習が進むにつれ、一塁走者が思い切りよくスタートするようになった。一塁方向からマウンド上の小野を見ていた指揮官は、詳細は伏せたが「けん制のクセ、ホームに行くタイミングは俺も分かった」と明かした。

 わずかなスキも見逃さないのがプロ。小野は「セットの入り方とか、いろいろなところ。監督の話を聞き、無意識でやっていたことがクセになっていると気付いた」と、神妙に話した。ただ、すぐ課題が分かったことはプラス。「実戦で投げる前に発見できたのは大きい。クセをなくせるようにやっていきたい」と今後、修正に取り組んでいく。金本監督も「この時期でよかった?うん。シーズンで1試合投げたら全球団のスコアラーに回って次の試合はダダ漏れになる」と話した。

 クイックのタイムは1・1秒台と合格点。香田投手コーチは「タイム的には問題ない。手がかからないかな」と認め「(けん制も)もっと技術は上がると思う」と期待した。

 第3クールを終え「1日1日学ぶことが多い」とかみ締めた小野。南国の地で、プロの投手として必要なものを身に付けていく。

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