キャンベル泡盛プレゼント、30発打って180本や

 「阪神春季キャンプ」(15日、宜野座)

 阪神のエリック・キャンベル内野手(29)がキャンプ休日の15日、沖縄県読谷村の琉球泡盛の製造会社「比嘉酒造」の工場を見学した。案内役を務めた同社の仲村早人さん(26)は「1本塁打につき1ケース(泡盛6本入り)を送ります」と約束。助っ人は、それをファンにプレゼントする夢プランを掲げた。

 「打つことができれば、(ファンの)みなさんに渡したいですね。日本で活躍すれば、いろいろなところからサポートをしていただける。そういう部分は今、感じています」

 沖縄県内で1本3200円、県外なら3600円(いずれも税別)で販売される残波プレミアム30度。「約束のお酒」は国際優秀味覚コンクール(iTQi)で、3年連続三つ星(最優秀賞)を受賞している至極の一品だ。今後、ファンへのプレゼント方法などは球団を通して検討される見込みだ。

 仲村さんは「30発は打ってほしいです」と期待を込めた。実は元高校球児で、08年夏の甲子園では浦添商の主将としてベスト4に進出。「絶対打ってくれると信じています」。この日、助っ人は実際に仕込み作業を体験。「沖縄で、素晴らしいお酒が造られるのを見られて良かったです」と感銘を受けると同時に、野球を愛する島人からのエールに闘志を燃やした。

 16日の韓国・サムスンとの練習試合では「5番・指名打者」で出場予定。13日のDeNA戦は無安打に終わっただけに、今度こそ泡盛パワーで鮮やかな放物線を描いてみせる。

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