「阪神春季キャンプ」（１５日、宜野座）

　阪神・香田勲男投手コーチ（５１）は１５日、ベテラン勢と外国人投手が２２日に予定されている紅白戦で初実戦登板を迎える見通しを明らかにした。

　対象は能見、藤川、高橋と、メッセンジャー、メンデス、マテオ。香田投手コーチは「そのぐらいから実戦に入ってもらおうと思う。キャンプに入った日に、ベテランの人もその日に合わせてください、と言ってあるから」と話した。

　外国人では、メンデスが１４日に初めてフリー打撃に登板した。一時チームを離れたマテオに関しても、香田コーチはこの日の休日練習の動きをチェック。「昨日、今日と上手に時間を使ってくれた。明日からは普通にやってくれると思う」と、問題なしと判断した。

　ベテラン勢の調整は順調。１６日からの第４クールでは、フリー打撃にも登板する見込みだ。１軍生き残りをかけた若手の争いが激化する中、チームの命運を握る主力投手陣も、いよいよ調整ペースを上げていく。