「阪神春季キャンプ」（２０日、宜野座）

　再契約を目指すラファエル・ドリス投手が休日返上で練習を行った。読谷村内のチーム宿舎に隣接する室内練習場に姿を現した助っ人。キャッチボールやウエートトレを行い汗を流した。

　２２日の紅白戦で再契約に向けてテスト登板を控えるが、順調な調整ぶりをうかがわせた。ティー打撃も行い、鋭い打球を連発。豪快なスイングを披露し、意外？な才能もみせた。

　また、マルコス・マテオ投手もキャッチボールなどで調整。橘通訳を相手に豪快な投球フォームで投じた。２２日の紅白戦に登板予定で「コースにしっかり投げ分けられるように」とテーマを掲げた。

　植田海内野手、岩崎優投手、横山雄哉投手、坂本誠志郎捕手も午前中に練習。トレーニングなどを行い体をしっかり動かした。今後の実戦に向けて、代走などで出場機会の多い植田は「積極的に走っていきたい」と盗塁成功を目標に掲げた。１軍生き残りへ、チーム一の脚力を見せつける。