高山、左中間席へOP2号2ラン 目標の「3割20発」へ進化
「オープン戦・阪神-オリックス」(14日・京セラドーム大阪)
阪神の高山俊外野手が、二回にオープン戦2号となる2ランを左中間スタンドにたたきこんだ。
1点リードの二回、上本の左翼線適時二塁打で1点を追加し、なおも2死二塁の場面。カウント1-1からの浮いたチェンジアップを見逃さなかった。完ぺきに捉えた打球は左中間へ力強く伸びていき、そのままスタンドイン。センターから逆方向への一発は宜野座キャンプ中の紅白戦以来だ。
目標とする「3割20発」へ-。甲子園を本拠地とするだけに、右翼から左翼へ吹く浜風を味方につけられるかがカギになる。この日放った左中間への一発は、間違いなく甲子園でもスタンドに飛び込む打球。昨季の新人王が開幕を前に進化を証明しつつある。