青柳、若竜相手に5回6失点 新球カーブに手応えも…

 「教育リーグ、中日9-4阪神」(15日、ナゴヤ球場)

 阪神・青柳晃洋投手(23)が15日、教育リーグの中日戦に先発したが、5回を5安打6失点(自責点5)だった。開幕ローテの6番手を争う岩田、小野が14日にそれぞれ好投した状況で結果を残すことはできなかった。

 万全のスタートを切ったかのように見えた。初回1死から2番・谷に左前打を許すも、3番・古本を「高速クイック」で三ゴロ併殺打に仕留めた。打者のタイミングを外す効果もある変則モーションで完全に詰まらせた。

 だが二回、先頭の4番・高橋に四球を与えてしまう。「先頭の四球が全て悪いと思います」と青柳が言うように、そこからリズムを崩した。2死を奪ったが7番・石垣に再び四球。そこから8、9、1番に3連打を浴び4点を失った。

 それでも青柳は「練習したいボールはいっぱい使えて、それで三振も取れた」と新球のカーブを含む変化球の精度に手応えを得た。球を受けた小宮山も「三、四、五回は変化球中心で攻めて、相手のタイミングを外せていた」とし、序盤に外角直球を多用した自身の配球を反省した。

 香田1軍投手コーチは、青柳の1軍での次回登板を明言し、開幕ローテ入りの可能性を残した。胸に渦巻く悔しさを、次のマウンドで結果に結びつける。

2023-11-05
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