仙さん 、金本虎に太鼓判 選手の「目の色が違う」

 「交流戦、阪神4-2楽天」(16日、甲子園球場)

 元阪神監督で、楽天の星野仙一球団副会長(70)が16日、甲子園を訪問。セ・リーグ2位に付ける金本阪神2年目のチーム作りに太鼓判を押した。現在、楽天はパ・リーグ首位ということもあり、日本シリーズでの対戦にも期待を寄せた。

 「大きなケガ人が出てないからね。阪神も、楽天も。(5月に顔面死球を受けた)鳥谷も、3年ぐらい前なら休んどったやろうけど、今は目の色が違う。楽天も阪神も(選手の)目の色が違う」

 久々に感じた聖地の風。「やっぱり甲子園はいいよな」と笑顔がのぞく。楽天の副会長という立場ではあるが、金本監督の信念がチームに浸透していることは感じ取っている。競争をあおり、選手の成長を促すチーム作りを「それ(競争)が大事」と評価した。

 阪神は今、糸井がスタメンから外れているが「糸井が戻ってきたらパーンといけるやろ」と期待。「(今後は)OBが足を引っ張っちゃいかん」と笑いながらも、今の順位を考えれば、阪神と楽天での日本シリーズの可能性も十分にある。

 「(順位などが見えてくるのは)8月が終わるぐらいかな」。願うのは実りの秋。試合後は、偶然すれ違った平田チーフ兼守備走塁コーチに「参りました」と笑顔で一言。楽天の戦いだけでなく、金本阪神にも熱い視線を注いでいく。

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