岩貞、雪辱鯉倒や 開幕2戦目5回5失点…借りはマツダで返す

 開幕カードの借りはマウンドで返すしかない。阪神の岩貞祐太投手(25)が20日、登板濃厚な25日・広島戦(マツダ)へ向け、甲子園でキャッチボールなど自主練習を行った。「勝ちに結びつけられるように。チームが勝つために練習していきたい」。ぬかりなく、万全の準備を進めていく。

 思い返すのは、開幕2戦目を託された今季初マウンド。4月1日の広島戦(マツダ)だ。勝敗こそつかなかったが、5回を投げ2被弾。5失点を喫し、先発としての役割を果たせなかった。

 その後は一進一退を繰り返したが、5月19日・ヤクルト戦(神宮)で5回3失点し3敗目。同20日には登録抹消の屈辱を味わった。2軍で一からの出直し。己を見つめ直し、自分自身と向き合った。「いったんファームに行って調整した段階で、一から気持ちをリセットした」と振り返った。

 交流戦では徐々に状態を上げており、本来の姿に戻りつつある。「キャッチャーと話をして、自分の引き出しはあまりないので、2人対1人でバッターを迎え撃つ」と語った岩貞。捕手を信じ、仲間を信じ、腕を振る。「挑戦者の姿勢を投球で見せていきたい」。広島にリベンジを果たし、チームを白星に導く。

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