金本監督、大敗も超前向き「接戦で痛い負けよりは」

 「広島13-3阪神」(23日、マツダスタジアム)

 17安打を浴び、今季初の2桁失点となる13失点でも、1敗は1敗だ。一気に何ゲームも、差を広げられたわけではない。阪神・金本監督はさばさばした表情で、メッセンジャーから始まった投壊による敗戦を振り返った。

 「(一方的な展開にも)まあ、これも試合ですから。考えようによっては接戦で痛い負けをするよりは、あっさりして、切り替えも早くできて、反省すべきところは反省して、個々が。明日ですね」

 リーグ戦再開での首位・広島との対戦。白星発進といければ良かったが、引きずることはない。得点は3点だったが、2試合連続で2桁安打も記録。糸井の適時打も含め、前を向ける要素はあった。

 この敗戦で自信を失うこともない。ここまでの戦い方、進むべき道に間違いはなかった。その思いは試合前にチームとして共有していた。この日、宿舎でのミーティングで、指揮官が選手にゲキを飛ばしていたという。

 「貯金10で交流戦を終えることができた。これはひとえにみんなのがんばりだと思っている。これから球宴休みまでまた一つ、区切りを付けて一つずつ貯金を増やしていこう」という趣旨の言葉を発したという。ここまでの手応え。選手への信頼。一つの黒星で揺らぐことはない。4ゲーム差に広がったとはいえ、気持ちを切り替えて次の勝利を目指す。

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