高山「高速マシン」で内角打ち特訓 金本監督「打ち方を探せ」

 「阪神秋季キャンプ」(3日、安芸)

 阪神・高山俊外野手(24)が3日、金本知憲監督(49)の内角打ちの助言を元に打撃練習を行った。チームとして秋季練習から、マシンの球速を通常より速めに設定している中、その「高速マシン」を相手に課題克服に取り組んだ。指揮官はこう説明した。

 「(高速マシンは)速い球の高め設定、もしくはインサイド設定で。(高山には)そこに寄っていけ、と指示してあったから」

 この日、特打を行う高山は他の選手と同様に「高速マシン」と向き合った。ボールの軌道は内角を設定。その中で何度も白球をはじき返した。自身にとって一つの課題となる内角打ち。反復練習の中で、形を見つけていくことが重要となる。

 「(内角打ちのコツは)腕の、肘の抜きを覚えるのか、肘のたたみを覚えるのか。どういう感覚が彼に合ってるか。今日はたたむのはもちろん、プラスアルファでクルッと回るという(やり方を)」と金本監督。強制ではなく、方法論を提示した上で、しっくりくる形を選んでもらえればいい。そのためにも練習を繰り返していく。

 この日から昨年同様、チームとして朝の「連ティー」を実施。高山も朝から夕暮れまで懸命に振り込んだ。練習後は、報道陣から内角打ちの感触を問われ「頑張ります」と短い言葉に力を込めた。金本監督は「自分で(打ち方を)探さないと」と話す。今は試行錯誤を繰り返せばいい。振り込む中で答えを見つけ、来季に生かしてくれればいい。

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