【呂彦青の一問一答】「僕のすべての球を見てください」陽岱鋼との対戦熱望

阪神に入団が決まり、投球フォームを披露する呂彦青(撮影・持木克友)
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 阪神は7日、台湾代表左腕・呂彦青投手(21)=国立台湾体育運動大=と、西宮市内で入団会見を開いた。

 台湾アマのNo.1左腕の一問一答は、以下の通り。

(代表質問で)

 -今の気持ちは?

 「すごくうれしくて、これから阪神タイガースの一員として頑張りたいです」

 -日本の野球のイメージ。

 「日本の野球はアジアの中で一番と思っています。一番の場所で野球することにすごく光栄と思っています」

 -声がかかったときの気持ち。

 「すごく信じられない気持ち。期待感もあり、もし選ばれなかったらどうするっていう不安感もあって」

 -呂選手が考える今後。

 「今は日本の野球に対応することが目先のことなので、これから先発ローテーションを守れるような選手になりたいです」

 -ここを見てほしい。

 「僕のすべての球を見てください」

 -日本のバッターを打ち取るイメージは?

 「前から国際大会に参加して、日本の打者もいっぱい体験したので、その印象はあります」

 -この選手と対戦したい。

 「台湾のスターで、陽岱鋼選手です」

 -あとの日本の選手は?

 「日本の1軍の選手はだいたいみんな知っているので、全部対戦したいです」

 -楽しみな部分。

 「海外で野球することができてすごくうれしくて、野球するだけじゃなくて、日本の文化とかを学ぶことも楽しみです」

 -知っている日本語は。

 「コンニチハ、アリガトウ」

 -何て呼んだらいいか。

 「ルーって呼んでください」

 -甲子園のイメージ。

 「甲子園は初めて入りまして、甲子園のイメージは高校野球。日本の高校球児が目指しているところで、甲子園で投げることができるのはすごく光栄です」

 -改めて抱負を。

 「これからいいプレー、いいボールを投げていきたいので、みなさん応援してください」

(その後、囲み取材で)

 -子供の頃からの夢は。

 「小さい頃の夢は、台湾のプロ野球を見てきたので、将来的にはプロ野球選手になりたいって。これから海外でのプロ野球になるのは、思うこともしたことがなかったので、すごく不思議な感じです」

 -憧れのピッチャー。

 「阪神タイガースに入団することはすごくうれしくて、さっきも能見さんに会いまして、これから能見さんのようなピッチャーになりたい」

 -元阪神の郭李建夫さんからは。

 「特に何もですけど、昨日はラインで『何を気をつけないといけないですか?』と、確認した。郭李建夫さんからは『これから頑張ってね』と」

 -具体的には。

 「礼を正しく、基本の基本を早く学ぶことが一番大事って聞きました」

 -陽岱鋼とのつながり。

 「代表の時に一緒にチームになったことがあって、練習では対戦したことはないので、この場を借りて日本で対戦したい」

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