阪神 岩貞が紅白戦で3回無失点、今キャンプでフォーム改造に着手へ
「阪神秋季キャンプ」(9日、安芸市営球場)
紅白戦に先発した岩貞は、3回を投げて2安打無失点だった。プレートの踏む位置を三塁側から一塁側に変更。右足の上げ方も変えるなど、フォーム改造に着手する今秋キャンプ。「その中で、どれだけ打者に対して投げられるか」をテーマを掲げ、試行錯誤の中で打者と対した。
初回、1死から植田に四球を与えるなど、3四球。毎回走者を出した。それでも三回は植田、糸原を2者連続三振に抑えるなど、要所で粘りを見せた。
計58球、最速は143キロだった。ローテーションの柱として期待された今季は5勝10敗、防御率4・96と不本意な成績に終わった。来季に向けて懸命に汗を流している。