仙さんの隣に金本監督 殿堂入りレリーフ複製、甲子園歴史館で展示へ

 阪神・揚塩健治球団社長(57)が16日、大阪市内のホテルで開催された「甲子園歴史館運営会議」の第9回理事会・定例報告会に出席した。15日に野球殿堂入りが発表された阪神・金本知憲監督(49)を称える意味で、野球殿堂博物館に飾られるレリーフのレプリカを、今秋にも甲子園歴史館に展示する意向を明かした。また、3月10日の星野仙一氏の追悼試合に向けても、何らかの企画を検討していくもようだ。

 阪神の現役監督としては初となる偉業だ。15日に発表された金本監督の野球殿堂入りを、揚塩球団社長は「大変うれしいお知らせでしたし、これも弾みに、シーズンに生かしていければと」と喜んだ。この快挙を称える意味でも、甲子園歴史館にその証しを残していく考えだ。

 「今日、(スタッフから)紹介があったのが、星野さんのレリーフの複製を歴史館に昨年、展示しましたと。おそらく、金本監督も野球殿堂(博物館)に飾るレリーフの複製を甲子園歴史館にも(展示する)と」

 野球殿堂に選出されると野球殿堂博物館に飾られるレリーフが作られる。甲子園歴史館では阪神にゆかりのある人が選出されれば、そのレリーフの複製を作製して展示している。そのため、昨年殿堂入りして4日に亡くなった元阪神監督・星野仙一氏のレリーフの複製は、昨年10月から展示されている状況だ。

 例年、7月のオールスターの時に殿堂入りの表彰式が行われ、そこでレリーフが贈られる。複製の作製はその後に行われ、完成は秋ごろとみられているが、すでに展示されている星野氏のレリーフと並ぶ形で設置される見込み。甲子園に歴史を残したという意味で、歴史館にふさわしい展示となりそうだ。

 また、星野氏の追悼試合が3月10日の中日戦(甲子園)に決まったことを受け、甲子園歴史館の担当者は「何らかのことをやっていければ」と話す。特別コーナーを設けることなどを検討し、星野氏の生前の偉業を称えていく。

2023-11-05
2023-11-04
2023-11-02
2023-11-01
2023-10-31
2023-10-29
2023-10-28
2023-10-20
2023-10-19
2023-10-18

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス