ナバーロよ打点稼げ 得点圏課題の虎打線、金本監督期待で中軸起用も

 阪神・金本知憲監督(50)が20日、新加入のエフレン・ナバーロ内野手(32)=前カブス傘下3A=に、ポイントゲッターとしての期待を口にした。チームとして得点圏での打撃という課題がある中、打点を挙げる活躍を望むことを考えれば、打順も中軸での起用の可能性が出てきた。

 「(打順はどこでもこなせるかと問われ)どうかなあ。まあ、打点は稼いでほしいけどね。タイムリー、タイムリーで」

 求めるのは得点機での一打となる。だからこそ、指揮官は期待のポイントとして「打点」と発し、その言葉をたどれば、中軸を任せる構想も見えてくる。前日19日のロッテ戦では、9安打しながらも8残塁で1得点という拙攻。余計に、勝負強い打撃を必要に感じる状況だ。

 その19日には、ナバーロの打撃練習を初めてチェック。中堅から左方向を意識した打撃を見て「柔らかいし、体の使い方もうまいし。あとは慣れ。日本人っぽいよね」と評価していた。また、守備面に関してはこの日「ファーストはうまいと思うよ。映像でしか見てないけど。(守れるのは)外野とファーストと両方ね」と話した。

 この日のナバーロはまだ就労ビザが発給されていないこともあり、午後から鳴尾浜に姿を見せた。施設の見学に加えて、その後は室内で、ティー打撃と直球と変化球を交えたマシン打撃を約50分行い、汗を流した。いずれにしても、現状打破のために新たな風を吹き込んでくれれば、言うことはない。

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