ロサリオが1軍昇格へ 金本監督も後半戦キーマンに指名

 阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が、きょう17日に1軍昇格する。

 6月3日に登録を抹消されて以降は2軍生活が続いた背番号20。6月30日に腰の張りを訴えて別メニュー調整となっていたが、9日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)で実戦復帰を果たした。2軍は16日から福岡・筑後で遠征中。16日の試合では実戦復帰後初となる守備にも就き、「3番・一塁」でフル出場していた。17日の午前中にチーム宿舎を出発し、1軍の全体練習に合流する見通しだ。

 1軍は後半戦開幕戦となった16日の巨人戦(甲子園)で1点差負け。3番手のマテオが被弾を許すなど、黒星スタートとなった。マテオは登録を抹消される見込みで、敗戦から一夜明けた17日は鳴尾浜でランニング、ダッシュなど軽めの調整を行った。

 外国人枠に空きができたこともあって、昇格となったロサリオ。金本監督が前半戦の総括会見で「後半戦に大いに、倍返しに期待しています」とキーマンとして名前を挙げられていた助っ人。打線、そしてチームの流れを変えるべく、ロサリオが満を持して1軍舞台へと返り咲く。

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