阪神・梅野が反撃ののろし 4点追う五回に2点適時打 4日・中日戦以来の打点マーク

 「阪神-巨人」(17日、甲子園球場)

 阪神の梅野隆太郎捕手が五回、2点適時打を放ち、反撃ののろしを上げた。

 4点を追う五回だった。ここまで巨人先発のヤングマンの前に、安打1本に抑え込まれていた猛虎打線。打者2巡目を迎え、一気に捉え始めた。まず先頭の陽川はスライダーに反応し大飛球を放つも、打球はフェンスギリギリで失速。惜しい一打で1死となると、今度は続くナバーロ&伊藤隼が連打でチャンスメークした。鳥谷はフルカウントから四球を選び出塁。球場の声援もひときわ大きくなった。

 仲間がつないで迎えた1死満塁の大チャンス。大声援を背に、8番・梅野が打席へと向かう。そしてカウント1-2からの4球目だった。高めの直球をフルスイングで捉えると、これが左中間フェンスに直撃する2点適時二塁打に。あと数センチで満塁弾となる大きな一撃で、チームに勢いをもたらした。

 7月4日の中日戦以来となる打点を挙げた梅野。二塁ベース上では、笑顔で左手を突き上げベンチへと向けていた。

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