岩貞よ能見になれ!侍・建山コーチが成長&飛躍期待
侍ジャパンの建山義紀投手コーチ(42)が岩貞祐太投手(27)に、“能見2世”への成長を期待した。通算102勝を誇り、第3回WBCに出場した虎の左腕が理想。強打者を圧倒する変化球の会得、20年東京五輪への選出を願った。
岩貞の魅力は「右打者の内角に直球とスライダーを入れられる。変化球でも腕を振って投げられる」と同コーチ。それは、長年にわたって阪神を支えてきたベテラン左腕と共通する。「能見自身と話したこともあるけど、変化球に対する腕の振りは球界でも随一。彼にもそうなってほしいね」と願いを込めた。
建山コーチは阪神に在籍していた現役最終年の14年シーズンから、岩貞を見守り続けている。「たくましくなっているし、注視しているよ」。7日の壮行試合・台湾戦は1回5失点と崩れたが、11日・MLB選抜戦では1回2/3を2安打無失点と熱投。左腕は「とにかくゼロに抑えたい」と意気込んだ。