ドラ3木浪“憧れの存在”になる 野球教室で決意「応援してもらえる選手に」

 子供たちのプレーを見守る木浪(左)=撮影・出月俊成
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 初心に立ち戻れる時間だった。阪神からドラフト3位指名を受けた木浪聖也内野手(24)=ホンダ=が17日、埼玉県川越市の本田技研笠幡球場で行われた「ホンダカップ」の野球教室に参加。少年たちとの交流を通じ、プロ野球選手として「憧れの存在」になることを誓った。

 13日に指名あいさつを受けた木浪。プロの舞台に飛び込む24歳は野球少年たちと時間を過ごし、充実の表情を浮かべた。「一生懸命にやっている姿を見ていま一度、必死になってやる必要があると、小学生を見て感じる。自分の小学生の頃を思い出したり」

 来季からは虎戦士として、野球で人々に夢を与える立場になる。憧れの存在になりたい気持ちはと問われ「ありますね。応援してもらえる選手になりたい」と力強くうなずいた。また「いずれは」と控え目に笑いつつ、本拠地甲子園のお立ち台に立つ日を意識した。

 社会人日本選手権が終了し、木浪は自主練の日々を送っている。年明けの新人合同自主トレ、来春のキャンプに向けて「阪神の先輩は体が大きい。ウエートで鍛えて、全てにおいて大きくなる」ことを目標に掲げた。激戦区となる遊撃のレギュラー争い、そして開幕1軍の座を勝ち取るべく、万全の準備を整えていく。

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