糸井、16日・西武戦で初実戦仕切り直し 右膝ひと安心!3日ぶり屋外練習再開

 阪神の糸井嘉男外野手(37)が8日、シートノックで足を取られ右膝付近に炎症を起こした5日以来となる屋外練習を再開した。この日、残留組練習が行われた甲子園で、別メニューながら外野をジョギングしたほか、打席に立って投手の生きた球筋を確認。今年初実戦の場を16日の西武とのオープン戦(甲子園)に設定し“本番モード”に突入した。

 感触を確かめるように聖地を駆けた。5日のシートノックで足を取られるアクシデントが起きてから2日連続で全体練習を回避。しばしの“休息”を経て糸井が再始動だ。

 大きなストライドは見栄えがいい。この日は外野をジョギング。続いてキャッチボールした後、バットを手に。西ら残留組の投手陣が甲子園のマウンドで投球練習する中、打席に立って生きた球筋を観察。目慣らしした。

 症状を説明する様子に深刻さはない。「(試合に)出ろと言われれば出られますけど(状態は)100%ではない。炎症があるので」。痛めた箇所は右膝付近。「ひねった。新しい所というより古傷の所」。患部をケアしながらギアを上げる。

 はやる気持ちを抑えて今後の見通しを語った。「名古屋からと思ったけど、その次辺りから」。設定し直した今年初実戦は16日・西武戦。当初予定した12日からの中日2連戦(ナゴヤドーム)からはずれ込むが、問題視することでもない。

 相変わらずの“超人節”が頼もしい。クラブハウスへ引き揚げる間際、「復帰?ムリです。(初実戦は)5月くらい」とジョークも飛び出した。間もなく糸井の19年シーズンが本格的に幕を開ける。

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