4安打…サヨナラ負け 開幕投手メッセンジャーは6回2失点「順調」

9回、オリックス・杉本裕太郎(手前左から2人目)にサヨナラ本塁打を浴び、下を向いてベンチへ戻る阪神・飯田優也=京セラドーム大阪(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、オリックス3-2阪神」(22日、京セラドーム)

 阪神が関西ダービー初戦を落とした。打っては散発4安打で、得点は糸井のソロ弾と北條の適時打のみ。開幕投手が指名されている好投手・山岡らの前に、打線が沈黙した。

 1点ビハインドの四回。この回、先頭で糸井が第2打席へと入ると、その5球目だった。外角の直球をフルスイングで捉えた。はじき返された打球はそのまま左翼席へ。今季“第1号”で、試合を振り出しに戻した。糸井は6試合で、打率・556。仕上がりのよさを見せている。

 また「1番・遊撃」で先発出場した木浪が、球団史を変える一日ともなった。初回に外角の直球を中前へとはじき返すと、オープン戦の安打数を“節目”の18本にし、高山の持つ球団の新人記録を更新した。また三回にも内野安打をマーク。マルチ安打で、今オープン戦の安打数を19本とした。

 九回には、無死一、二塁と同点機を作り、代打・北條。初球を中前へとはじき返し、同点に追いついたが、直後の九回裏。5番手の飯田が、代打・杉本にフルカウントから左翼席へと運ばれ、サヨナラ負け。土壇場で執念を見せたが、試合には敗れた。

 開幕へ向け、先発のメッセンジャーが6回2失点。7安打を打たれながらも要所はしめ、粘りのピッチングを見せた。三回と六回に共に直球をはじき返され、ソロ本塁打2本を献上した。「2本のソロホームランを打たれてしまいましたが、それ以外の投球は自分のボールを投げることができました。ここまでは順調にきているよ」とコメント。3・29まで残り1週間。さらに準備を進め、開幕へと向かう。

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