大山に待望の一発 48打席目で左翼席へ1号ソロ

3回阪神二死、阪神・大山悠輔は左中間にソロを放つ=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神-DeNA」(11日、甲子園球場)

 待望の4番弾だった。阪神の大山悠輔内野手(24)が2点を追う三回、2死走者なしから左翼席へズドン。1点差に詰め寄った。

 待ちに待った一発だった。三回。簡単に2死となり迎えた、大山の第2打席。カウント2-2からの5球目だった。高めに浮いたツーシームにフルスイングで反応。左翼席ギリギリに運び、1点を奪った。

 今季12試合目、そして48打席目に飛び出した本塁打。昨日までに4番に本塁打が出ていなかったのは阪神と楽天だけで、試合を動かす大きな当たりがなかなか出ず、大山自身も不安の中で過ごす毎日だった。この日も初回。1死二、三塁の先制機で打席が回ったが、ボテボテの三ゴロに倒れていた。

 球団広報を通して、「初回のチャンスで流れを止めてしまったので、なんとか塁に出るという気持ちで打った結果が、ホームランとなってよかったです。ここから逆転できるように頑張ります」とコメント。名誉挽回の一発。ここから逆転勝利を目指す。

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