小野、2軍戦で74日ぶり実戦マウンド 1回無失点

8回、小野は3番手で登板し力投する
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 「ウエスタン、オリックス-阪神」(2日、大阪シティ信金スタジアム)

 右肘痛から復活を目指す、阪神の小野泰己投手(24)が2日、実戦舞台に復帰した。1回を投げ無安打無失点だった。

 2点リードで迎えた八回、3番手で中継ぎ登板。注目の初球で外角の直球で見逃しストライクを奪うと、最後は宗を三ゴロに打ち取った。続く頓宮にはフルカウントから四球を許すが、後続の4番・西野&5番・マレーロは内野ゴロに抑え切った。

 2月17日の日本ハム戦で右肘痛を訴えて、その後は別メニューに。ノースロー期間は、走り込みのメニューを強化し、下半身を強くしてきた。74日ぶりの実戦マウンドを前に、「久しぶりの実戦なので、強い球を意識して投げたい」と意気込んでいた右腕。実戦で投げられた19球を糧に、今後も順調に段階を踏んでいく。

 ルーキーイヤーから2年間ローテーションを回り、昨季は開幕から1年間1軍で完走した。進化を目指したプロ3年目へ。出遅れた分を、ここから巻き返していく。

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