延長十二回死闘もドロー 中谷勝ち越し打も島本がリード守れず

延長12回、山田哲にソロを浴びた島本
3枚

 「ヤクルト7-7阪神」(8日、神宮球場)

 阪神が12連戦の最終戦を延長12回の死闘で引き分けた。

 5-5の延長十二回、先頭の大山が投手強襲安打で出塁。犠打と敬遠で1死一、二塁から代打中谷が左中間へ2点を勝ち越す二塁打を放った。

 しかしその裏、島本が先頭の山田哲にソロを浴び、なおも2死から村上に死球。盗塁があり2死二塁から代打中村の右越え二塁打で同点に追いつかれた。

 八回に2点を加え5点リードのその裏、4番手の福永が乱調で無死満塁とし山田哲に右越えの2点二塁打を許した。5番手・ジョンソンも流れを止めることができず、続く雄平に左翼フェンス直撃の2点適時二塁打。1死三塁から村上に左犠飛を許し、同点とされた。

 阪神は初回に4連打などで3点を先制。八回には今季初めてスタメンから外れた糸原が代打で2点三塁打を放ちリードを広げたが、救援陣が捕まった。先発の岩田は六回2死まで無失点と安定した投球を披露していたが、青木に頭部死球で危険球退場も継投に影響。ドリスが十回からイニングまたぎで2回無失点。十二回に登板した島本がリードを守れなかった。

 改元で世間は10連休。阪神にとっては異例の12連戦となったが、12試合で8勝3敗1分けと好調を続けた。12連戦スタート前の5位から3位まで浮上した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス