ガルシア21日に1軍再合流 ウエスタンで好投 24日からの3連戦に先発へ

 阪神のオネルキ・ガルシア投手(29)が、21日に1軍再合流することが20日、分かった。この日、矢野監督は秋山の出場選手登録を抹消。首脳陣らが助っ人左腕の状態をチェックした上で、問題がなければ24日からのDeNA3連戦(横浜)中に先発する見込みだ。

 中日から加入した今季、ローテーションの柱として期待されたが、初登板となった4月2日の巨人戦で4回7失点。その後の2試合もともに7失点KOで、同17日に出場選手登録を抹消されていた。それでも「早く貢献したい」と期間を空けず、2軍戦登板で復調を図ってきた。

 ここまで2軍戦には4試合に登板して2勝0敗、防御率1・13と結果を残してきた。前回14日のウエスタン・ソフトバンク戦でも、7回6安打無失点と好投。平田2軍監督が「いつ呼ばれてもいい状態だよ」と話すなど、結果を残し、状態を上げた中で、満を持しての昇格になる。

 19日の広島戦に先発した秋山が5回5失点KOで再調整。ガルシアは代役として、24日からのDeNA3連戦中の先発が有力。実戦間隔が空くため、21日からのヤクルト3連戦中での短いイニングの登板も考えられる。昨季の13勝左腕。防御率19・29からの再スタートで、チーム浮上の流れを呼び込む。

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