青柳 6回1失点 粘投で4勝目の権利持ち降板

ヤクルト打線を相手に投げ込む阪神・青柳晃洋=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神-ヤクルト」(21日、甲子園球場)

 阪神先発の青柳晃洋投手(25)は、6回を投げ4安打1失点(自責0)で降板した。先制した直後の二回に失点を許したが、その後は無失点。97球の力投で試合を作った。

 失点は二回。先頭の雄平、続く村上に連打を浴びると、犠打を決められ1死二、三塁のピンチを背負う。続く川端を追い込み、一ゴロで打ち取ったかと思われたが、マルテの少しそれた送球を梅野が捕球しきれず、三塁走者がかえり同点とされた。しかし、その後は後続をピシャリ。逆転は許さなかった。

 四回の攻撃ではベテラン福留、梅野の連続二塁打で1点を勝ち越すと、木浪も続く。2点を追加し、青柳を援護した。六回の好機で青柳には代打・鳥谷が送られ、青柳は今季4勝目の権利を持って降板となった。

 「低めにしっかり投げることができ、野手の方々が守ってくれたおかげで最少失点で抑えることができました。先発投手としての役割を果たせてよかったです」とコメント。自身は2016年8月27日以降、対ヤクルト4連敗中。苦手な相手ではあったが、テーマに掲げた内角を突く強気の投球で封じ込めた。奪った併殺打は3個。走者を出しながらも要所を締める粘投をみせた。

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