矢野監督 「疲れるわあ。疲れるやろ。疲れへん?見てる方は」

9回、サヨナラ打を放ち阪神・矢野燿大監督(左)と抱き合って喜ぶ阪神・糸原健斗=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神1-0ヤクルト」(23日、甲子園球場)

 阪神がヤクルトにサヨナラ勝ちして3連勝。九回1死満塁で、キャプテン・糸原が自身2度目のサヨナラ打を放ち、今季3度目の同一カード3連勝を決めた。

 試合後の矢野燿大監督(50)の会見は下記の通り。

 (テレビ会見)

 -今季4度目のサヨナラ勝ち。

 「本当は楽に勝ちたいですけど。サヨナラ勝ちは、気持ちとしては楽しいですね」

 -最後は糸原が決めた。

 「あそこしかないというところでね。ジョンソンもドリスも行ってましたし。『決めてくれ』、『決めてくれるだろう』という思いだけでね。いい打撃をしてくれました」

 -先発の高橋遥は6回無失点。

 「申し分ないですし、前回も点は取られましたけど、いいボールはいってたので。これぐらいの投球は期待してましたけど。期待通りの素晴らしい投球でした」

 -救援陣も踏ん張った。ジョンソン、ドリスは3連投。

 「この展開になると出さざるを得ないんでね。それでしっかり勝てたというのは本当に大きい。いつもいい投球をしてくれて、本当に心強いです」

 -3連勝はすべて1点差。自信につながるのでは。

 「いやいや、楽に勝ちたいですよ。もっと打って楽に勝つ試合をしたいですけど、でもどんな形であれね、こうやってみんなでつないで、最後に勝てたっていうのは本当に大きいと思います」

 (記者囲み取材。自ら切り出す)

 「疲れるわあ。疲れるやろ。疲れへん?見てる方は」

 -ヤクルト戦はこういう試合が多い。

 「だからね、勝って本当によかった」

 -接戦をモノにした。

 「うちはこういう試合にはなりやすいと思うんだけど。ブキャナンもよかったので、そんな簡単に取れそうにないなというのはあったけど。本当はもうちょっと早く点を取ってやれるような試合をやっていきたいというのはあるけど」

 -3連勝中は流れを生む守備が目立った。

 「そうやね。みんながしびれながら、北條もなんか緊張しながら。そこを乗り切ることでみんなうまくなっていくと思うし。うちはそういうところで守って、1個でも先の塁を狙って、そうやって勝っていかないといけないチームなんでね。そういうところでは接戦というのは、みんな集中してやってくれているんで、勝てるゲームになったのかなとは思う」

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