岩崎 誕生日に1軍昇格でピンチをしのぐ好投
「交流戦、阪神-楽天」(19日、甲子園球場)
19日に28歳を迎えた阪神・岩崎優投手が、五回のピンチをしのぎバースデー登板で好投した。
この日、1軍に昇格したばかりの岩崎は同点に追いつかれ、なおも無死一、二塁の場面で先発・青柳のあとを受けてマウンドへ上がった。銀次の送りバントを一塁・マルテが猛ダッシュで処理、三塁進塁を防いだ。
続くウィーラーの打席でビッグプレーが飛び出した。ホームベース付近で弾んだ打球を梅野が素早く処理、三塁へ送球して2死。打者ウィーラーはファウルと思って走っておらずボールは一塁に転送され、併殺で3アウトとなった。楽天・平石監督はウィーラーとともに抗議するも判定は覆らなかった。
六回は先頭の辰己を四球で塁に出したものの、後続を三人で斬った。2回無失点と好投した
5月上旬にインフルエンザA型の影響で2軍に降格。11日のウエスタン・オリックス戦で実戦復帰し、直近では16日の同中日戦で1回無失点で結果を出して昇格した。2軍で調整中のジョンソンを欠く苦しい中継ぎ陣に頼もしい男が帰ってきた。