高山、感激サヨナラ賞 5・29G倒満塁弾「チームにもファンにも僕にも大きかった」

 セ、パ両リーグは19日、最も印象に残るサヨナラ打を放った打者を表彰する「スカパー!サヨナラ賞」の5月の受賞者に、阪神・高山俊外野手(26)と、楽天のドラフト1位・辰己涼介外野手(22)=立命大=を選んだと発表した。高山は5月29日の巨人戦(甲子園)で、延長十二回1死満塁から代打本塁打をマークした。

 阪神から15年5月の福留以来、4年ぶりの選出となった高山は、5月29日の巨人戦で球団初となる伝統の一戦での代打サヨナラ満塁弾を放った。同点で迎えた延長十二回1死満塁の場面から、右越えに今季第1号となる自身初のサヨナラ本塁打。本拠地での巨人戦の連敗を「9」で止めるなど、G倒に大きく貢献してみせた。

 授賞式では「(ホームベースで)チームメートが輪を囲んで待っていてくれたんですけど、テレビの中でしか見たことなかったので、不思議な感じでした」と振り返った高山。「やっぱりジャイアンツには勝ちたいと…ファンも、僕らも思ってやっていますし。チームにとっても、ファンにとっても、僕にとっても大きかった」と笑顔を見せた。

 受賞選手にはトロフィーと賞金30万円が贈られる。その使い道については「今から考えます」とニヤリ。最後には「苦しい時期を味わっているので、おごらずというか…毎日毎日気持ちをリセットして試合に臨みたいと思います」と表情を引き締めた。

2023-11-05
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