高橋遥 自身最多10Kも反省 初スライド先発で7回2失点
「阪神4-3ヤクルト」(20日、甲子園球場)
反省の言葉が口を突く。7回2失点と好投した阪神の高橋遥だが、四回、そして2点を失った六回といずれも2死から連打を浴びたことを悔やむ。
「先頭を出さないように意識して、それができたのはよかったんですけど。連打されたのが…。そこが強くならないと」
自身最多となる10三振を奪うなど、序盤からヤクルト打線を圧倒した。それでも「三振の数は意識していない。走者を背負った場面で取らないと意味がないので。(カードの)頭を任されましたが、もっとできたんじゃないかという思いがある」と唇をかんだ。
雨天中止で初のスライド登板も経験。「いつも通りに試合に入れました。ファンの声援も力になりました」。プロ2年目左腕は最後に笑顔で前を向いた。