阪神、DeNAと引き分け 先制、逆転も… 鳥谷は100日ぶりスタメンで2安打

延長12回、DeNAと引き分け阪神・矢野燿大監督はベンチを出てあいさつへ向かう=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神6-6DeNA」(23日、甲子園球場)

 阪神は一度は逆転に成功したものの、九回にドリスがセーブに失敗。延長戦も両チームが決め手を欠き、延長十二回引き分けに終わった。100日ぶりのスタメン出場となった鳥谷が2安打を放つなど、明るい材料もあったが、だからこそ勝ちたい1戦だった。

 先制は阪神だった。五回、約1カ月ぶりの復帰戦となった福留が一失で出塁。鳥谷の一、二塁間を破る安打で福留の好走塁もあり一、三塁とした。ここで梅野が1ボールからの2球目をスクイズ。DeNAの先発・上茶谷から1点を挙げた。六回には糸井の適時二塁打でガルシアを援護した。

 しかし、六回までわずか1安打に抑えていた先発・ガルシアが七回、先頭のソトに四球を与えてから崩れた。ロペス、宮崎に連打を浴びて1点を返されると、続く中井の右犠飛で同点に追い付かれた。さらに代打・神里の中前打で勝ち越しを許した。2死二、三塁で途中降板し、後を受けた守屋が大和に2点適時三塁打を浴びた。

 2-5と3点を追う展開となったが、打線が粘りを見せる。七回には、先頭のマルテが8号ソロをバックスクリーンにたたき込んだ。さらに鳥谷が今季初、通算540回目のマルチ安打となる左前打でチャンスメークすると、梅野も中前打でつなぎ無死一、三塁。続く代打・高山の二ゴロ併殺の間に、1点差まで詰め寄った。

 そして八回、1死三塁から大山の中前適時打で同点。さらに福留、マルテが懸命の走塁で遊撃内野安打を奪い、1死満塁を作った。鳥谷は二飛に倒れたが、続く梅野がフルカウントから押し出し四球を選んで勝ち越しに成功した。

 あとは九回、ドリスが抑えるだけ…のはずだったが、2死二塁から筒香に中越えの同点適時打を浴びてセーブ失敗。延長戦に突入した。十回はジョンソン、十一回は藤川、十二回は能見が抑えたが、打線はあと1点が奪えなかった。

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