矢野監督 2安打&好守の鳥谷を称賛「トリらしさを十分に出してくれた」
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「阪神6-6DeNA」(23日、甲子園球場)
阪神は一度は逆転に成功したものの、九回にドリスがセーブに失敗。延長でも両チームが決め手を欠き、十二回引き分けに終わった。ただ、100日ぶりのスタメン出場となった鳥谷は2安打を放ち、遊撃の守備でも好守を披露して健在ぶりを示した。
矢野監督は「勝ちたかったですね。でも、ある意味、よく粘ってくれたという部分もあると思うんでね。両方あります」と、悔しさをにじませた。それでも、攻守で存在感を示した鳥谷については満足げ。「よく足も動いてるしね。ほんとにトリを見ていて気持ちがすごく外に出ているようなものが、すごく見えたんで。俺ももちろんうれしかったし、若い選手もね、そういう姿を見て、感じるものがすごくあったと思うし。トリらしさを十分出してくれたと思う」と、うなずいた。