矢野監督 大山の途中交代の意図は…「内容もよくなかったのもあるし…」

 6回途中、青柳と大山の交代を告げる矢野監督(撮影・北村雅宏)
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 「阪神8-0DeNA」(20日、京セラドーム大阪)

 阪神・矢野燿大監督の執念采配で連敗を3で止めた。

 4点リードの六回、先発の青柳が2死から佐野に左前打、続くソトに四球を選ばれ、2死一、二塁とした。ここで矢野監督はベンチを出ると、無失点の青柳に交代を告げる。前の回、空振り三振に終わった大山に代え、2番手で岩崎をマウンドへ。9番に北條を入れた。

 大山の途中交代は4月12日の中日戦(甲子園)、5月8日のヤクルト戦(神宮)以来、今季3度目。快勝後のテレビインタビューで大山の交代についての質問に「意図はいろいろありますけどね」と多くを語らなかった矢野監督。だが、その後の囲み取材ではもう少し詳しく説明した。

 大山は内容も悪かったと問われると、「内容もよくなかったのもあるし、優(岩崎)も次の回もいく予定というか、可能性もあったところやから。そういう意味で代えました」と答えた。

 直後の攻撃は6番から始まることもあって、岩崎を9番に入れるよりも、5番の大山のところに入れたと説明した。

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