高山が逆転の2点適時打 梅野も2点適時打で続いた
「ヤクルト-阪神」(24日、神宮球場)
阪神は四回、高山俊外野手の2点適時二塁打で逆転に成功した。
1点を追うこの回。先頭の福留が左前打、続くマルテは右前打でつないだ。さらに、糸原も左前へ運んで無死満塁。大山は空振り三振に倒れたものの、7番・高山が勝負強さを発揮した。ヤクルト先発・田川が投じた1ボールからの2球目、外角低め134キロフォークに反応。しぶとく食らいついた打球は中堅後方へ。2点適時二塁打となり、試合をひっくり返した。
自身、3試合ぶりとなる打点。「チームの流れに乗って打つことができました。まだ試合は続くので、2本3本と打てるように頑張ります」と目の前のチャンスを生かした。
なおも1死二、三塁。勢いは止まらない。カウント1-1から梅野は2番手・星が投じた内角寄りの141キロ直球をコンパクトなスイングで振り抜いた。左翼線を破る二塁打。その間に二走・高山も生還し、2点を加点した。この回一挙5安打4得点。猛虎打線が奮起した。