メッセンジャー、2軍でまさかの乱調 5回4失点

5回4失点で降板したメッセンジャー(撮影・佐藤厚)
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 阪神のランディ・メッセンジャー投手(38)が12日、鳴尾浜で行われた四国ILp・徳島戦に先発。5回を投げて球数は94球、4安打4失点でマウンドを降り、課題の残る内容となった。

 再来日後、3度目となる実戦に挑んだメッセンジャー。二回までは相手打線を無安打に封じ、三回1死からフェンス直撃の二塁打で初安打を許した。しかし後続を抑え、四回までは1安打投球だった。

 しかし五回、連続四球と犠打で1死二、三塁のピンチを招くと続く打者に中前への2点適時打。さらに四球を挟んで連続適時打を浴びて一挙に4点を失った。相手を抑える中でも変化球の制球に苦しみ、この日与えた四球は6つ。何とか粘っていたが、最後のイニングとなった五回に右腕の緊張の糸は切れてしまった。

 マウンドでは時折、自らへのいら立ちからか、英語で何やらつぶやく場面も見受けられた。再昇格に向け、万全の態勢を整えるはずの登板で、日本通算100勝まであと2勝に迫っているメッセンジャーが、まさかの乱調ぶりを示した。

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