阪神 岡本、歳内、小宮山、山崎に戦力外通告 歳内はトライアウト参加の可能性も

 足早に球団事務所へ向かう阪神・岡本洋介=鳴尾浜球場
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 阪神は2日、岡本洋介投手、歳内宏明投手、小宮山慎二捕手、山崎憲晴内野手に来季の契約更新を行わない旨を通告した。岡本、歳内、小宮山は今後は未定とした。

 岡本はヤマハから09年ドラフト6位で西武に入団。15年には主に中継ぎで自己最多の42試合に登板した。18年3月に榎田との交換トレードで阪神へ移籍。同年は34試合に登板したが、今季は3試合で防御率8・44だった。

 今後は「まだ考えていない」と話し、「いい環境でやらせてもらえて、いい人ばかりで」と阪神へ感謝の言葉を並べた。

 歳内は聖光学院から11年ドラフト2位で入団。15年に29試合に登板したが、右肩を痛めて低迷。今季は4月に3年ぶりの1軍昇格を果たしたが、1軍登板がなかった。今後は「家族と相談して決めたい」としながらも、「普通に投げられる状態にある」とトライアウトに参加する可能性も示唆した。

 小宮山は横浜隼人から03年ドラフト5巡目で入団。12年は72試合に出場したが、17年以降は1軍出場がなかった。「プロ初安打、岩田さんと完封したこと、ランディ(メッセンジャー)と完封したこと、能見さんと完封したこと…。まだいっぱいある。もともと打てないから守りの方で思い出がある」と阪神での16年間を振り返った。

 今後については「辞めると決めたわけではないので、トライアウトを受けるかもしれないですし」と話した。

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