阪神 突破率は8% 1、2番は近本、北條 大山はベンチスタート【スタメン】
「セCSファイナルS・第2戦、巨人-阪神」(10日、東京ドーム)
“8%の奇跡”を起こすべく、阪神は高橋遥が中2日で先発マウンドに上がる。初戦となった前夜は完敗。アドバンテージを含めて2敗となった。4勝先取のファイナルS。負ければ崖っぷちに追い込まれる。矢野監督は「勝つことも経験を積ませることも、総合的に考えてね」と若き左腕にチームの命運を託す。
阪神はファイナルS黒星スタート。過去12度のセ・リーグ・ファイナルSで、シーズン1位以外のチームが初戦黒星から勝ち上がったのは、2017年のDeNA(シーズン3位)だけ。突破率は8%と、阪神にとっては厳しい数字が並ぶ。打線は前夜から変更。左腕・メルセデスとの対戦に備え、「2番・三塁」にCS好調の北條を起用した。
大山がスタメンから外れ、「8番・遊撃」で木浪を起用。カギを握るのは「1番・中堅」の近本。現在、13打席連続無安打と元気がないが、メルセデスには今季7打数4安打。打率・571と相性がいい。ルーキーの力で突破口を開きたい。
巨人の先発はメルセデス。試合開始は午後6時の予定。スタメンは以下の通り。
【阪神】
1番・中堅 近本
2番・三塁 北條
3番・左翼 福留
4番・一塁 マルテ
5番・二塁 糸原
6番・右翼 高山
7番・捕手 梅野
8番・遊撃 木浪
9番・投手 高橋遥
【巨人】
1番・右翼 亀井
2番・遊撃 坂本勇
3番・中堅 丸
4番・一塁 岡本
5番・左翼 ゲレーロ
6番・捕手 大城
7番・三塁 若林
8番・二塁 田中俊
9番・投手 メルセデス