マルテ来季契約へ ドリスは流動的…ともに残留熱望も球団の反応両極端

 阪神のジェフリー・マルテ内野手(28)、ラファエル・ドリス投手(31)が15日、関西空港からドミニカ共和国へ帰国。ともに来季の残留を熱望したが、球団の反応は両極端のものとなった。

 マルテは来日1年目の今季、けがで開幕こそ出遅れたが、4月末に1軍に昇格すると、8月上旬から4番に座るなど105試合に出場。糸井に次ぐチーム2位となる打率・284の数字を残した。

 マルテは「戻ってきたい気持ちでいっぱい。1試合目からレギュラーでいけるように準備したい」と来季へ向けて早くもやる気満々。谷本修球団本部長は「今年の活躍はみなさんご承知の通り。基本、来季以降もと思っています」と明言した。

 一方のドリスは来日4年目の今季、7月下旬に2軍降格を経験したが、シーズン序盤は抑え、後半は中継ぎとして56試合に登板した。防御率2・11の数字に、本人も「防御率に関しては日本に来てから一番だった」とアピール。「家族みたいな存在、街ですし、ここでやりたい気持ちが強い」と引き続き阪神でのプレーを望む。

 だが、同本部長は「いやまあ…これから交渉に入っていくんですけど」と話すにとどめたように、来季の契約に関しては流動的な状況となっている。

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